すごくいいかげんなブログ

Tuesday, July 11, 2006

堀江前社長は粉飾了承 宮内被告が証言

 ライブドア事件で証券取引法違反(粉飾決算など)に問われた前財務担当取締役、宮内亮治被告(38)は、11日の東京地裁(小坂敏幸裁判長)公判で、前社長の堀江貴文被告(33)の粉飾関与について「事前に報告し、了承を得ていた」と証言した。堀江前社長は起訴事実を一貫して否認しており、かつての盟友が真っ向から対立する構図がより鮮明になった。 宮内被告は、粉飾に問われた自社株売却益の売上高への計上について「公認会計士から指摘を受け問題があると認識していた。『違法ならばやらない』という決断ができなかった」と述べた。子会社2社への架空売り上げ計上については「目先の数字を優先し、道を外してしまった」と反省した。 また粉飾につながったM&A(企業の合併・買収)について「(業績を)拡大しながら収益を上げていくというのは非常に難しく、不可能に近いと思っていた。M&Aは一番いい手法だった」と証言。「M&Aに関して堀江前社長に一番発言権があった」と、前社長の主導を認めた。 質疑の途中で涙ぐみ、裁判長からその意味を問われて「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と答える一幕もあった。

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