すごくいいかげんなブログ

Sunday, July 09, 2006

手行中心 定期預金金利 1年未満も引き上げ、10日から一斉に

みずほ銀行や三井住友銀行など大手銀行を中心にした金融機関が、預入期間が1年未満の定期預金の金利を10日から一斉に引き上げる。ゼロ金利政策の解除観測が広がり、短期の市場金利が上昇していることに対応する。 1年未満の金利の引き上げは、2000年8月以来ほぼ6年ぶり。 大手銀行は、06年3月期決算で過去最高益を計上するなど、業績が好調に推移している。このため、預金者から利益還元を求める声が高まっており、地方銀行や信用金庫などにも波及しそうだ。 引き上げ幅が最も高いのは三菱東京UFJ銀行。3カ月物は年0・02%から0・1%、6カ月物は年0・02%から0・12%にそれぞれ上げる。 他行は、3カ月物が0・02%から0・06%、6カ月物は0・02%から0・1%になる。 同金利を打ち出したのは、みずほ銀、三井住友銀のほか、住友信託銀行、みずほ信託銀行、中央三井信託銀行、城南信用金庫。 14日に開催される日銀の政策委員会・金融政策決定会合で、ゼロ金利政策が解除される可能性が高まっている。解除された場合は、さらなる定期預金金利の引き上げとともに、普通預金金利(現行年0・001%)の引き上げも検討課題になりそうだ。 今後、預金者獲得に向けて金利引き上げ競争が過熱するのは確実だ。 大手銀行は、1年以上の定期預金金利については量的緩和政策を解除した3月以降、金利を引き上げている。

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