レバノン即時停戦、合意できず…外相級国際会議
レバノン情勢の打開に向けた外相級の国際会議が26日、ローマで開かれた。 ライス米国務長官とともに共同議長を務めたイタリアのダレーマ外相は会議終了後に共同議長声明を読み上げ、「速やかな停戦が実現できるよう会議参加国が努力することで一致した」と述べたが、即時停戦では合意できず、会議は事実上不調に終わった。 声明はイスラエルに「最大限の自制」を求めているものの、レバノン南部での戦闘が収拾に向かう見通しは当面、遠のくことになった。 今会議では、停戦のあり方と国際治安部隊の展開を軸に議論が行われた。会議の席上、アナン国連事務総長は、イスラエルとヒズボラ双方に戦闘行為の停止を求めるとともに、国連安保理に対して即時停戦を働きかけるよう呼びかけた。
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