すごくいいかげんなブログ

Sunday, July 02, 2006

パート社員に賞与 200万円超も りそな銀行、実力主義を徹底

 パート社員でも、ボーナスは最高200万円以上。 りそな銀行と埼玉りそな銀行は今月中旬、パート社員に対して個人の営業成績に応じてボーナスを支払う。昨夏に続いて2回目だが、昨年は半年間(2004年10月~05年3月)の成績だったのに対し、今回は1年間(05年4月~06年3月)なので、支給額が200万円を超えるパート社員もいるという。 ボーナス支給の対象となるのは、投資信託や年金保険、外貨預金などの投資商品を外回りで販売する「渉外スタッフ」と呼ばれるパート社員。りそなでは約1000人、埼玉りそなで約650人の計約1650人がいる。 投資商品の販売目標額を設定し、目標を上回った場合、一定割合を渉外スタッフに還元する仕組み。ボーナスをもらえる渉外スタッフは全体の半数以上で、支給額は平均20万円程度という。昨夏の平均は7万~8万円前後だった。 りそなによると、今回は「前期の株価が好調で投資商品が売りやすかった。定期預金の満期管理などが中心業務だったスタッフに、投資商品販売が定着した」としており、優秀な成績をあげるパートが増えたという。 りそなは業務効率化の一環としてパート比率の拡大を進めており、グループ(傘下4銀行)約3万2000人のうち、半数がパート。パート社員へのボーナス支給は実力主義を徹底し、やる気を引き出すのが狙い。日本の銀行でパート社員にボーナスを支給するのは珍しい。 厚生労働省は、正社員と同じような仕事をしているパート社員には同じ賃金を支払うことなどを柱としたパート労働法の改正を検討しており、りそなの取り組みはこれに先駆けたものといえそうだ。

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