国民年金保険料の納付率やや改善、免除・猶予が主因
社会保険庁は12日、2005年度の国民年金保険料の納付率が、前年度比で3・5ポイント改善し67・1%となったことを明らかにした。 納付率を引き上げるために行われた保険料の不正免除の約35万件分を集計から差し引いた結果、納付率は0・7ポイント下方修正された。 05年度の納付率の目標は69・5%で、目標より2・4ポイント足りなかった。同庁によると、納付率が前年度比で改善したのは、<1>低所得者など、保険料の納付が困難な人に対して免除申請の手続きを勧めた<2>学生ら若年者の納付猶予制度を導入した――ことなど、法的に保険料を負担する必要がない人を、納付率の計算の対象者から除外したのが主な要因としている。
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